過去最高56億1400万円 6月の稚内港貿易概況

 稚内税関支署は、6月の稚内港外国貿易概況をまとめた。輸出入総額は56億1400万円と、統計を始めた1979年以降で過去最高額に達した。
 輸出330万円、輸入55億8100万円の56億1400万円。輸出は12カ月ぶりに減少し輸入は4カ月連続で増加。輸出入総額は12カ月連続で増加した。
 輸出は中国向けに冷凍ホタテの魚介類93・1㌧(昨年同月比63・5%減)金額3000万円(同68・8%減)、ロシア向け中古車300万円(同全増)。
 輸入は風車関連の電気製品46億2700万円(同)、鉄鋼製品5億4600万円(同)、活ウニ251㌧(同5・8%減)2億8700万円(同2%増)。
 外国船の入港は昨年より3隻少ないウニ船17隻など18隻。ロシア17隻。
 6月末累計は輸出2億577万円(昨年同期対比2・1倍)、輸入144億1922万円(同12・6倍)の146億2499万円。昨年と比べ11・7倍の133億7977万円も上回った。

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