知床事故で集中捜索 道警が陸海空で大掛かりに実施

 知床遊覧船沈没事故による行方不明者の集中捜索が、26日から宗谷管内で始まり、道警の機動隊などが陸海空から手がかりを探している。
 今年4月23日、知床沖で沈没した遊覧船カズワンの沈没事故は3カ月たった今でも12人の行方が分かっていない。先月、サハリン南部の沿岸で乗客男性の遺体が見つかったことを受け、道警は近海の宗谷海域での集中捜索を実施する事にした。
 捜索に当たるのは道警本部、旭川方面本部、稚内署などの4班体制(35人)で、28日までの3日間、沿岸、海上、水中の3捜索班は抜海漁港〜東浦漁港までの約65㌔区間でゴムボートや徒歩で海岸を、警備艇「そうや」が陸上から沖合40㌔までの海上で浮遊物や漂着物など捜索する。航空機では帯広空港から道警航空隊の「だいせつ3号」が抜海漁港〜知床岬までの範囲を捜索する。
 26日午前中、抜海漁港に集まった捜索隊15人は出発準備を終えたあと、事故があった知床方面を向き1分間の黙祷を捧げ捜索に出発した。
 道警本部警備課の前啓太警部は「知床での事故から3ヶ月たった今も家族の元へ帰れていない乗客がいる。少しでも手がかりを掴めるよう捜索に当たりたい」と話していた。

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