市長問責決議案否決 市議会 千葉氏提出も賛成2人

 市議会は24日午後、本会議を開き、港のゆ管理運営事業費3200万円など盛り込んだ一般会計補正予算案など議案8件を原案通り可決し閉会した。
 志政会の千葉一幸議員と相内玲子議員は新庁舎整備に関する情報公開の全面開示を求める審査請求を長期亘り放置したとして、工藤市長に対する問責決議案を提出。千葉議員は「市民からの行政不服審査法に基づく適法な審査請求に当たって稚内市情報公開条例で規定されている対応を長期に亘って放置した極めて異例な対応であり、法令の趣旨に著しく反する状態にある。政治的責任を問うとともに直ちに法令を遵守した行政運営を強く求めるものである」と提案理由を述べた。採決した結果、賛成2人、反対14で否決された。
 港のゆの運営について、札幌や旭川、岩見沢などで温泉施設など運営する「フィル&スマイル」(札幌)を指定管理者に選定した。今年10月から2027年までの5年間運営する。

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