燃料高騰で運送業など支援 市議会 坂の下海水浴場は休止

 市議会一般質問2日目の22日、3議員が質問に立った。
 中村公博議員(市民クラブ)の副港市場の港ギャラリーと石蔵の利活用などの質問に、工藤市長は港ギャラリーについて市民や旅行者が寛げ楽しめる場所としての役割を果たすよう考えている。松坂記念館など様々な活用が図れてきた石蔵に関しては、施設の特徴を活かしつつ副港市場との連携を図った活用方法などを検討していきたいと述べた。
 新庁舎建設で現庁舎解体後の跡地の活用方法への質問に、市長は平常時は駐車場やイベント会場、災害時には一時避難場所や緊急車両の待機スペースとしての利用を想定し、最終的な姿はこれから次の世代を担う人など様々な意見を聞きながら示していきたいと答えた。
 佐藤由加里議員(日本共産党)の物価・灯油価格高騰に伴う事業者への緊急支援策の質問に、市長は事業者の中でも特に燃料費など高騰が経営に直接影響を及ぼしており、他の業種に比べ価格転嫁が難しい道路貨物運送業や運転代行事業者に対し、車両の所有台数に応じて支援金の支給を予定しているとし、コロナ禍で一昨年から2年間休止の坂の下海水浴場の今年の運営への質問に、表教育長はコロナ禍における慎重な対応が必要と考え、今年も休止することを明らかにした。

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