参院選きょう公示 北海道選挙区 12氏が立候補届け済ます

 22日、第26回参院選が公示され、北海道選挙区(改選数3)では予想通り12人が立候補届けを済ませた。投開票は7月10日。
 昨年10月31日の衆院選から約8カ月経過した中での参院選は、衆院選後の爆発的な感染拡大から収束に向かっているコロナ後を見据え日本の針路を決める大事な選挙であるが、1人区の野党共闘が限定的になったことから自民・公明の与党にとって有利に働くものとみられる。
 道選挙区では6年前の雪辱を期し自民党は衆議経験者の船橋利実氏を擁立し、片や立憲民主党は同じく衆議経験者の石川知裕氏を立てた。
 現職の長谷川岳氏(自民党)、徳永エリ氏(立憲民主党)の優位は動かず、石川、船橋両氏のどちらが凱歌を挙げるのかが選挙戦の注目点になろうか。

 立候補者次の通り。
届け順
 大村小太郎(36)=参政党=
 船橋利実(61)=自由民主党=
 浜田智(59)=NHK党=
 齊藤忠行(30)=NHK党=
 沢田英一(69)=新党くにもり=
 畠山和也(50)=日本共産党=
 長谷川岳(51)=自由民主党=
 森山佳則(55)=幸福実現党=
 臼木秀剛(41)=国民民主党=
 徳永エリ(60)=立憲民主党=
 石川知裕(49)=立憲民主党=
 石井良恵(61)=NHK党=

選挙人名簿登録者
 道選管宗谷支所は、21日現在の選挙人名簿登録者数をまとめた。
 稚内市2万7796人(男1万3710)9町村合計2万3936人(男1万1883)の5万1732人(男2万5593)。前回2019年7月3日の参院選公示日の定時登録から稚内市1781人、9町村1540人の3321人減っている。

辻井道選管支所長が談話
 第26回参院選公示日に当たり辻井道選管宗谷支所長は談話を発表した。
 今回の選挙は、我が国の社会情勢が大きく変化する中、新たな時代を託すべく代表を決める重要な意義を持つものであります。
 有権者の皆様には、テレビなど政見放送、インターネットなどを通して候補者や政党の政策を見極め、棄権することなく大切な一票を投じられるようお願いします。
 新型コロナウイルス感染症が終息していない中での選挙となりますが、皆様が安心して投票して頂けるよう感染防止対策を実施し、感染で療養されている場合は郵便による投票制度がありますので積極的な投票参加をお願いします。
 候補者はじめ選挙に携わる方々には、明るくきれいな選挙となりますよう、ルールを守った選挙運動を行って頂きたい。

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