地域医療の充実など 開発期成会総会開く 国・道の要望事項決める

 宗谷地域総合開発期成会は13日、3年ぶりに対面により市正庁で開いた総会で今年度事業計画を策定し、役員改選で会長に工藤市長を再任した。
 稚内開建や宗谷総合振興局への要望は7月5日に実施することとし、北海道への要望は7月下旬で調整。国費関係予算の中央要望活動の日程は、コロナの今後の感染状況を見て判断するが7月下旬か8月上旬を予定している。
 国と道への特別要望として地域医療体制の充実を求めることにした。
 国への要望は▽国道の整備促進▽宗谷線の維持・存続に向けたJR北海道等への支援▽空港の整備促進▽再生可能エネルギーの導入推進▽社会資本整備に係る予算確保▽生活交通バス路線の維持・確保など11項目。
 道への個別要望は▽エゾシカ・ヒグマ等の被害防止対策の強化▽トド・アザラシ等の被害防止対策の強化▽道道の整備促進▽公立高等学校における少人数学級の実現による一律的な高等学校統廃合の回避など8項目。
 役員は次の通り。
 ▽副会長 小野徹礼文町長、伊藤浩一猿払村長▽監事 村上守継枝幸町長、野々村仁幌延町長。

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