時の話題 「イベント開催へ」

 来月4日からの北門神社例大祭の御輿渡御と露店が復活し、8月6、7日に開催されるみなと南極まつりが3年ぶりに開催されることが決まった。
 60回目という節目を前にコロナ禍によって2年間、中止を余儀なくされた南極まつりは稚内の夏の一大イベントであり、2年間中止されるも何んとか花火大会だけはという市長や中田会頭の願いもあり時期はズレるも昨年10月に行われ、禍中の慰めとなったのは市民承知のとおりだ。
 日常が当り前でない事を知った市民にとってイベントの復活は有難いことであり、今回、関係者の良識と英知により開催の運びになったこと、本紙として評価するしかない。
 8日開かれた実行委員会で尚早との意見はなかったようだが、市民が集い〝密〟状態になりやすいパフォーマーの祭典と花火大会当日のビアガーデンは中止されるも、一部行事での飲食提供を求める発言もあったそうで、実行委員会では日にちがあるので検討課題としたようだ。
 例大祭での露店復活方向にも賛同する。出店数を抑え露店間の間隔を取り、一方通行にし実施するようだが、子ども達にとって待ちに待った出店であろう。
 御輿渡御は、御輿を先ず車両で地域まで運び車から降ろし、そこで練り歩くという形を取るよう。町内会単位の子供御輿もほぼ百%実施することになるだろうから子ども達の笑顔が浮かんでくる。
 この2事業の先鞭役となったのは今月18~19日開催される白夜映画祭だ。感染沈静化あるも実行委の勇気ある決断にこれまた賛辞をおくりたい。

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