みなと南極まつり3年ぶり開催決定 太鼓、ソーランなど新事業も

 稚内市の夏を彩る一大イベント「稚内みなと南極まつり」が8月6、7の両日、3年ぶりに開催されることが決まった。
 8日午前中、宗谷経済センターで開かれた実行委員会(小林俊夫委員長)で決まったもので、南極おどり、てっぺんおどりなど踊りの競演、そして祭りの掉尾を飾る花火大会など、ほぼ従前に近い内容で繰り広げられるほか、60回目という節目であることから▽稚内海峡太鼓の演奏▽南中ソーランの演舞▽ニシン船の展示を新たにイベントとして加えた。
 ただコロナ禍中にあることからパフォーマーの祭典、花火大会でのビアガーデンは中止する。
 小林実行委員長は「コロナ禍で2年間中止され3年振りに開催されることになり、それも60回目という節目になります。関係者と協力し感染対策をしっかり講じ、開催を待ちわびている市民、そして観光客の皆さんに楽しんでもらえるイベントになるよう準備して行きたい」とコメントを寄せた。
 主なイベントは次の通り。
 ▽6日 南極樺太犬慰霊祭、子ども縁日コーナー、観光物産まつり(相沢食料品店駐車場)、北海てっぺんおどり、南極おどり交流会、60回記念イベント(ニシン船展示、稚内海峡太鼓演奏、南中ソーラン演舞)、北海てっぺんおどり表彰式
 ▽7日 副港ボートレース、観光物産まつり、大花火大会。
 ほかに協賛イベントとして7日に土木の日行事(副港市場)、試験調査船「北洋丸」一般公開が行われる。

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