きょう未明に輸送 ユーラスエナジー社 風車支柱をトレーラーで
風力発電事業国内最大手のユーラスエナジーホールディングス(本社東京)が道北地区に建設する風車の部品を6日、仮置きしていた天北1号埠頭から約30㌔離れた建設現場まで輸送した。
同社は2024年まで稚内、豊富、幌延の3市町に世界最大クラスの大型風車107基(総出力457㍋㍗)を建設する。今年は稚内~豊富間の川南などに33基を建て来年から一部で運転開始する。
末広、天北1・2号埠頭に24基分の風車部品が保管されており、建設現場まで運ぶ作業は6日午前0時から行われ、4分割された10㍍以上あるタワー(支柱)の一部が専用のトレーラーに乗せられ、埠頭を発ったあと副港通りから国道40号を経由し午前4時過ぎまでに川南地区に運ばれた。
担当者によると、再来週の20日過ぎころまでにはブレード(羽根)の輸送も行われ、建設工事は今月下旬から本格化する。