解禁翌日2日 オオナゴ漁 昨年漁の挽回を期し 

 稚内機船漁協にとって夏漁の稼ぎ柱オオナゴ漁は6月1日解禁される。昨年は最初操業するオッター船のサハリン警備局の「不当なだ捕臨検」(オッター船主)もあり着業が1カ月近くも遅れ、総体として不漁に終わったことから組合は巻き返しを期している。
 昨年のオオナゴ漁は最終的に387㌧(前年対比89・6%減)1672万円(同88・9%減)。2014年(平成26年)の416㌧を下回る史上最低の水揚げ高だった。
 猿払沖の二丈岩海域を漁場とするオオナゴ漁は概して解禁から2週間ほどの漁獲がその年の帰すうを左右するので、昨年の着業遅れは致命的であった。しかし不測の事態での不漁だっただけに船主、組合など関係者の今年の漁への期待は大きいものがあるが、ホタテ漁の網に混ざるオオナゴが「全くない」との情報もあり気を揉むところではある。
 オッター船第172榮寶丸は解禁翌日の2日午前2時~3時の間に出漁し、初日だけ午後1時までに帰港する。他は午後3時までの予定。
 漁期は9月末。このため稚内市地方卸売市場は朝と午後の2回売りとなる。
 かけ廻しは北門神社例大祭後に着業するがこの数年は漁場(オッターより沿岸寄り)の漁模様が芳しくない状況が続いている。

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