大沼でサウナなど実証実験 観光活性化促進協主催しシーモアに事業委託
わっかない観光活性化促進協議会が大沼湖畔でテントサウナなど景観を活かした冬ならではの体験ができる大沼バーニャビレッジ(仮称)の実証実験が11日から始まった。
コロナ禍により個人小グループでのアクティビティの注目が高まっていることやアフターコロナ、ウィズコロナでも楽しめる厳冬期の体験型観光として、大沼のロケーションを活かし全国的なサウナブームを取り入れた体験で稚内観光の満足度向上に繋げようというもの。
コロナ感染拡大で一般参加者などの体験を中止し、市内関係者だけが体験しアンケート調査をすると共に、テントの耐久性実験を13日までの日程で行う。
11日、報道関係者に向けの説明会で、協議会から事業委託を受け企画・運営を行うSEAS(スポーツ用品店シーモアの運営会社)の木村亘さんからロシアテントサウナで温まった身体を冬の風で冷やし、透明なポリカーボネート製のドームテントでくつろぎながら大沼や利尻富士を望める稚内ならではの体験ができるなどと説明。一日当たり最大6組48人を受け入れする予定にしている。
2025年までの事業化を目指しており、木村さんは「雪風呂、白樺の樹液を混ぜた水で香りを楽しむサウナや凍った大沼でのカーリングなど、様々な体験を増やしていきたい」と話していた。