佐藤堅司さんがクレー射撃で個人・団体とも優勝 秋には全日本選手権出場
日本クレー射撃協会主催の三重とこわかクレー射撃大会(2月26、27日三重県上野射撃場)に出場した稚内の佐藤堅司さん(57)がスキート個人、総合団体ともに優勝した。
昨年10月に予定されていた第76回国体がコロナで中止され、国体への出場が決まっていたスキート、トラップ2種目の代替大会として全国トップクラスの選手66人が出場。北海道からはスキート種目に佐藤さん、トラップ種目に帯広の選手の2人1チームとなり出場した。
佐藤さんは飛行する100個のクレー(的)を撃ち落とすスキート競技に出場し91点の高得点で優勝。帯広の選手のトラップ競技の点数と合計し団体でも優勝した。
練習の成果を出すのみと大会に挑んだ佐藤さんは「個人もですが団体で初優勝することができとても嬉しい。協会や周りの仲間たちの支えがあったことが励みになりました」と喜びを語った。
今大会で優勝したことで今年10月福岡で開催される国内一を決める全日本選手権への切符を手にしたことに佐藤さんは「クレー射撃をやってきた中で、この大会での優勝が最終目標。秋まで練習をし頑張りたい」と意欲を燃やしている。