管外搬送は過去最多 消防署 昨一年間の救急出動

 稚内消防署は、昨一年間の救急出動状況をまとめた。
 昨年は1419件出動し1302人搬送。前年に比べ1件14人減少した。
 年間で最も出動要請が多い急病は954件(前年対比38件増)、一般負傷168件(同4件減)、交通事故43件(同9件減)、労働災害14件(同4件増)、運動競技2件(同1件減)、水難1件(同5件減)、火災1件(同1増)、転院搬送などその他226件(同22件減)、不搬送120件(同7件増)。
 そのうち救急車などによる管外搬送は127件(同5件増)あり過去最多となった。循環器や泌尿器系などの病気で名寄や旭川などへの搬送が数多くあり救急車80件(同2件増)、ドクターヘリ42件(同4件増)、防災ヘリ3件(同1件増)、メディカルウィング2件(同1件減)。
 急病での搬送が増えた一方、一般負傷や交通事故での出動が減ったことで全体としては前年並みに推移した。
 管外搬送の6割が循環器系の病気で占められた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ニュース

前の記事

天北堆