時の話題 「知ったふうだが」

 暴風雪だ、コロナだと言っても時期になると動くものは動く。さしずめ市の人事などは最たるものだろうか。3月で6人もの部長職が定年退職する。6人と多いこともあるが市長、副市長は後任に誰を充てるか悩んでいるであろう。
 20年以上前、職員を採用しなかった時期があり、ここに来てアキレス腱のごとく浮上している訳である。
 6人のうち3人は現在の副部長を充てるとし残る3人をどうするのか。順送りでは課長職の経験が長い職員が昇任するのが妥当だが、そう容易にできることでもあるまい。
 部長になるにはそれなりの経験、これまで培ってきた対処術を必要とする。それは一朝一夕に出来ない事は勿論、経験に裏打ちされた匙加減も必要で生半可なものではない。
 経験年数が足りなくとも「ポストが人をつくる」ではないが、案ずるに及ばす業務をこなす人がいるだろう。しかし人間関係の機微に触れる部分に関しては俗に言う遣り手こそ部下との軋轢を生む確率が高い。そうすると組織は軋み出し収拾つかなくなる事もある。
 公務員の経験がない筆者が言うのも何だが部長職と言えば職員のトップとも言え、どの業務にも精通していることが求められる。が、そこには「経験不足」という壁があり市長、副市長の悩みは大きいものがあろう。
 このような事態を招いたのは先の見通しを欠いた判断(職員不採用)であり行政は目の前ばかり見るものでないこと教えてくれる。
 仕事をマスターしているだけでなく公正公平に差配できる職員を昇格するべきだろう。

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