時の話題 「ポイ捨て」
家の近くを散歩していると犬のフンは相変わらずだが、コロナ禍以降、マスクのポイ捨てが目立つ。数年前に書いたが、ティッシュなど軽い紙類といえど風が強い稚内といえど吹き飛ばされることなく数十日もその場に留まっている。いわんやマスクもそうで誰かが回収しなければ増える一方である。
数十年前まで車からのポイ捨ては茶飯事であった。このため青年団体が集まり一斉奉仕活動していたのだが、道路管理者(国、道、稚内市)から回収作業中の事故が懸念されるとして、この種の活動は中止となった。
国などはその後、自前で道路をきれいにする作業を行ってきたが予算の関係で丹念にできなくなり、沿道の除草作業する光景も無くなってしまった。
市街地は兎に角、郊外で草が伸び放題だとシカなど動物の飛び出しに反応できなくなり事故の原因にもなる。
ポイ捨てだけでなく旅をしているとコンビニなどのゴミ箱への投棄も目立ち、店側がゴミ箱を撤収してしまったことからゴミの入ったビニール袋ごと投棄するケースもある。
自分さえよければという公徳心の欠如からのポイ捨てには呆れるを通り越し腹が立ってくる。缶もフンもマスクも自分のゴミは持ち帰らねばならない。
その一方、先日、小紙に掲載されたよう十年余り散歩がてらゴミ拾いをする人もいる。色々な人がいるがポイ捨てする輩は見倣ったらどうか。
人のふり見て我がふり直せと言うが、ゴミを平気で投棄する行為は犯罪ならざぬとも恥じ入る行為だということ肝に銘ずるべきだ。