牧草生育に大幅な遅れ 宗谷管内作況 猛暑と少雨が原因
宗谷総合振興局(農務課)は、15日現在の牧草生育状況をまとめた。記録的な高温と少雨により2番草の生育は大幅に遅れている。
2番草の草丈は、北部(稚内、豊富、幌延)で60・1㌢(平年比3・8㌢短)、南部(猿払、浜頓別、中頓別枝幸)で59・5㌢(同4・3㌢短)。宗谷全体だと59・8㌢(同4・1㌢短)。
いずれも平年と比べ8日ほど生育が遅れている。
7月末~8月初めにかけ収穫が始まっており、北部で進捗率20%(同5日早)、南部21%(同10日早)、全体で20%(同7日早)。
生育の大幅な遅れで収穫減が懸念されている。