控訴棄却され決着 稚内市ゴルフ場取得 愛する会、涙飲む

 稚内を愛する市民の会(佐々木政美会長)が、稚内ゴルフ場取得代金の返還を求め工藤市長を提訴した控訴審の判決が7月21日、札幌高裁であり、訴えは棄却された。
 佐々木会長は「司法の場では市長の裁量権を巡って争ったが私の主張は通らなかった。自力で頑張っている事業者に対し税金を使い苦しめる行為は許せない。ゴルフ人口が10分の1になるなど、一事業者でも経営が困難な状況の中、市は1度、他の民間ゴルフ場があるからと断っている。裁量権があるからといっても法律の前に道義的な責任があるはずだ」とコメントした。

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