天塩線でも無電柱化工事 今年度 キタカラ~市役所前

 道道稚内天塩線の無電柱化工事がキタカラ前の中央2から着工し富田組が準備作業を進めている。
 稚内天塩線沿いのキタカラ前~真言寺までの区間には市役所や市立病院など主要施設があることから、自然災害発生時の電柱倒壊を防止しなければならず良好な景観を保つためにも電柱を地下に埋める工事に令和2年から着工している。昨年度は宿泊施設ザ・ステイ稚内~北洋銀行稚内支店までの片側84㍍の工事が完了した。
 今年度は2億3870万円で富田組が請け負い5月26日から着工。キタカラ前~市役所前の320㍍区間で地中に埋まっている水道管などの位置を確認する作業や電線など収納する管路の妨げになる歩道の植樹帯の撤去作業など本格工事を前にし準備をしている。
 作業員によると、同様の無電柱化工事が国道でも行われていることから、資材の調達が遅れており、本格的な工事着工は8月末からを予定し管路敷設や共同溝設置工事を行う。工期は来年3月22日。
 稚内建管部によるとこれとは別にNTTによる同様の工事が、今夏中に真言寺から北側向けた200㍍区間で着工する予定。

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