時の話題 「呑気のノノ字」

 東京から戻り40年経った。若いうちは都会に憧れたものだが、年を取るにつれ都会に比べのんびりした生活が肌に馴染んでくるように今では全く違和感なく暮らしている。
 都会に住んでも田舎に居ても寝て起きて食べ仕事をし余暇を過ごすという基本的生活に大きな差はない。料理のスパイスが効いていない位の差だ。
 食べ物は海・山の幸とも豊富で、筆者が好物のラーメンも程々いける。大昔、勤めていた新宿の会社階下にあったラーメン屋はくそ不味かったが、それでもよく食べた。それと比べると雲泥の差だ。
 遊興施設が少ないのが短所のようなこと言う人がいるも現状は仮想現実の時代である。ネットなどでゲームを楽しめ、自分好みの服装もスマホで購入できる。ただコンサートや演劇などほとんどなく美術館など文化施設が足りないのが満足できない位か。
 コロナ禍の今は何かと行動を制約されているが、自然も豊富で残る人生を送るのにさほど文句はないものの、都会に比べ就職先の多様性がなく医療過疎も問題としてあり、その辺りを減じて戴ければ申し分ないか。
 肝心の人は気のいい優しい人が多いのだがのんびりしていて〝呑気のノノ字〟の人がおりマチとしての成長を妨げる一因になっているやも知れない。マーそれもご愛嬌みたいなもので暮らす上での支障ではない。
 その市民の頂に市長が鎮座しているわけだが工藤氏とて70を超え(71歳か)、2年後は立候補する可能性あるも、その後はとなると覚束ない。青雲の志持った人材の登場待つ。

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