昨冬より201㌢も多く 今冬の降雪量2月までで447㌢

 稚内の今冬11月~2月末までの降雪量は447㌢と平年より84㌢少なかったものの、昨冬に比べ201㌢多かった。
 稚内地方気象台によると、月別での降雪量は11月33㌢(平年53)、12月91㌢(同160)、1月199㌢(同173)、2月124㌢(同143)。特に平年値を上回った1月は10㌢以上の雪が降ったのは8日間(昨年ゼロ)もあり、昨冬に比べて146㌢も多く4倍近い量の雪が降った。
 2月は平年値から19㌢少ないが、昨冬から41㌢も多く、1月は23㌢、2月は22㌢と、この2カ月で48㌢降ったことで、2013年3月以来8年ぶりに積雪が1㍍を超え104㌢に達した。
 雪が多い要因として、1月にかけては最低気温が氷点下10度前後と低温状態となる日が多く、冬型の気圧配置が長続きしたため日本海側を中心に降雪量が多かった。
 2月上旬は低気圧の影響で雪の日が多く、局地的に大雪となった。
 札幌管区気象台発表の4月5日までの1カ月予報は、暖かい空気に覆われやすいため、この期間の平均気温は高く、日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日は少ないとしている。

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