道道稚内天塩線、朝の出勤時大渋滞 保護者は登下校を心配

 緑地区の道道稚内天塩線は積雪で道幅狭く朝の通勤時間になると車が渋滞し、通りは通学路となっているため保護者から「道路脇が大きな雪の壁で死角となり登下校する子供にとって危ない」と不安の声が上がっている。
 道道は1月中旬に今冬1回目の排雪作業を終えたが、路肩は大人の背丈よりも雪が高く積み上げられる所が多くあり、道幅が狭くなっていることから、トラックなどの大型車と普通車のすれ違いが難しいほどの状況で、朝の通勤時間は数十台もの車が渋滞している。
 道幅が狭いことで住宅街の枝道から車がスムーズに道道に進入することができず、歩道を歩く児童生徒にも危険が伴う。保護者から「雪山が死角となって歩道を歩く子供にとって危ない」、道道を通り通勤している人は「住宅街の道から入ってくる車が雪山で見えなかったり、トラックとすれ違うのは道幅が狭くて恐い。路肩の雪を取り除いてほしい」などとの声が聞かれた。
 道道を管理する稚内建設管理部によると、2回目の排雪作業の日程は未だ決まっていないが、危険でもあり早急に対応したいとしている。

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