巣籠りでDVなど増加 稚内署が昨年の犯罪発生状況集計

 稚内署は、昨年一年間の犯罪発生状況を暫定値としてまとめた。
 それによると、凶悪犯1件(前年対比1増)、粗暴犯39件(同11増)、窃盗犯48件(同11減)、知能犯6件(同変わらず)、風俗犯1件(同2減)、器物損壊、占有離脱物横領などその他17件(同1減)の112件(同2減)だった。
 万引きなど窃盗犯が減った一方、家庭内で夫が介護していた妻を殴るなどDV、児童福祉法が一部改正されたことでの児童虐待など粗暴犯が増加した。
 相馬副署長によるとコロナ禍で街頭犯罪が減少し、家族と家で過ごす時間が長くなり粗暴犯が増えたとも考えられるとし「パトロールなどで犯罪抑止をし家庭内で女性や子供など弱者が悲しい思いをしないためにも、何かあったらすぐに相談しいただきたい」と話していた。

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