きょうオンラインでネ市高校生と交流 稚高、大谷高の4人
稚内の高校1年生4人とサハリン州ネベリスク市の高校生3人が30日、オンライン交流会を開き、互いの街や学校生活、趣味など紹介しあい交流を深めた。
稚内国際文化交流協議会のサハリン交流都市青少年交流事業として、本来であれば夏に相互往来し交流する予定だったが、コロナ禍で中止となったためオンラインで交流することになり、稚内から大谷高の若狭宗一郎君と紀ノ國友菜さん、稚高の谷涼平君と金子優妃さんの4人参加した。
自己紹介を終えたあと高校生は互いに画面越しで事前に作成したPR動画を発表。ネ市から街のシンボルであるトドや街を彩るイルミネーションの風景、友好都市交流に因んでワッカナイ通という住所があることなど紹介し、稚内からは学校での授業風景や部活動、街の見所の北門神社やノシャップ寒流水族館などを伝えた。
互いを知るためフリートークの時間も設けられ、ネ市の女子生徒から「特技の料理を好きになった理由は」などと質問された紀ノ國さんは「お菓子やハンバーグが得意料理。家族や回りの人が喜んで食べてくれるのが嬉しくて料理好きになりました」と答えていた。
互いの発表を見守っていた国際文化交流協議会の岡谷繁勝会長は「若者同士の交流は互いの街にとって大切なこと。今回はオンラインとなりましたが、きょうの交流を機会にし仲を深めてほしい」と話していた。