週末雑感
神仏に頼ることなくゾロ目の今まで生きてきたと強弁したいところだが、折に触れて願うことはあり、小正月の15日、北門神社で執り行われる「どんど焼き」には毎年欠かさずお参りしている。三が日での初詣も兼ね正月中飾った注連縄などを焚き、1年、息災に家内・社内安全をお願いしている。
新年になり勢いを増すコロナ禍にたじろぎ首都圏どころか大阪圏、愛知圏、福岡にも緊急事態宣言を発出し感染拡大に躍起な政府だが、国民には不要不急の外出、会食制限など私権に関わる事まで規制しているのに自分達は特権階級然として規制と真逆の行動を取るなどし国民の顰蹙を買っている。
安倍さん亜流の菅政権に何が出来るかと言えば〝働きたい内閣〟ではなく、コロナ禍であっても東京五輪を開催し、その五輪やった感で衆議院を解散し、自民党総裁選で再選されるという延命を企図し老醜を曝け出す以外に、確固とした国家・国民観を持っているのか甚だ懐疑的に見ている。
先ず目付きが悪い。野心だけで駆け上がってきた、さほど教養の無い差詰め覇権主義の権化としか見えず「ガースー」などと御機嫌取りをするのは似合わない。要は国民本位の政治などやる気のない人に見えるのだが。当らずと言えど、そう的を外してはいまい。
人間、トップに就くと専横的になるのは止むを得ないにしても、その過程において見識無く手練手管を磨くだけでは国民の共感は得られまい。
自民党には、まともな政治家をトップに据えよと言いたい。