壊滅的な98%減少 上期宿泊者 外国人延べ数僅か393人
市(観光交流課)は今年度上期(4月~9月)の外国人宿泊客延べ数をまとめた。
393人と前年度から1万4623人も減少し壊滅的な状況だった。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外国人の入国規制によるもので、主な国別宿泊数は中国77人(昨年度同期1930)、台湾41人(同5320)、香港0(同2827)、韓国9人(同660)、シンガポール3人(同489)、ロシア13人(同113)、イギリス9人(同129)、フランス5人(同206)、アメリカ12人(同589)、オーストラリア10人(同223)などとなっている。
過去5年間での外国人延べ数は平成28年1万387人、29年1万4039人、30年1万3377人、令和元年1万5016人と好調に推移した。
これは今年度が最終年度である広域観光周遊ルート事業によるインバウンド対策として取り組んだ海外メディア招聘や現地観光プロモーションなどがもたらした成果と分析している。
市は、今年度下期においても海外の新型コロナウイルスの感染状況を注視し、外国人観光客に対するアプローチを続けていきたいとしている。