週末雑感
言い尽くされているが早いもので今日で10月神無月が終わり明日から11月霜月になる。〝コロナ年〟も残り2カ月である。
1月中は中国の武漢で感染が広がっていた新型コロナウイルスを他人事のように思い公私ともいつもの年と変わらぬ行動をとっていたが、潮目が変わったのは100人以上の感染者が出た大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の横浜港寄港あたり(2月上旬)からで同中旬には国内初の死者が出てしまい、3月5日には中国韓国からの入国制限を表明したことから一気に現実問題となり、不要不急の外出自粛、学校の一斉休校など防止対策を講ずるも遂には感染者が10万人を超えてしまった。
寒くなりウイルスが活発化しているのに十分な換気が取れないこともあって感染者は増え北海道はステージ1から2に引き上げられてしまった。
このように今年はコロナに振り回され、穏やかな日々を過ごすことが出来ず、厄災と共に緊張した毎日を暮らすという緊急事態になってしまい経済への打撃も深刻なものになっている。
子年の今年は、ネズミのよう活発に動き回ることで経済も良くなる方向性を見出せるなどと景気の好転を予想していた向きがあったものの、とんだウイルスの出現によって跡形無く楽観的予想は吹き飛ばされてしまい世界中は今、地獄の苦しみに嘖まされている。
知恵を絞りコロナ禍に対応しようとするもコビッド君の勢いは止まらず我々を脅かしている。
これを茨の道と言うのかね。答えてくれ。