冒険家目指し縦断旅 三重県の羽場さんが稚内スタート
徒歩で日本縦断の旅に挑戦する三重県いなべ市の羽場優貴さん(21)が17日、稚内をスタートした。
人類史上初めて全長6600㌔あるアマゾン川流域を2年間かけ歩いたイギリス人のサバイバル探検家に憧れ冒険家になることを目指している羽場さんは、最初のトレーニングとして稚内~沖縄までの3300㌔の縦断を決意し17日午前7時過ぎ、宗谷岬をスタートした。
野宿するためのテント、旅の様子をユーチューブで配信するため機材など入れた重さ20㌔あるリュックを背負い初日は抜海まで進んだ。その後は日本海側のルートを南下し1日42・195㌔を歩く計画で、ゴールの沖縄には最短で12月末までの到達を目指している。
今回の旅を終えてから2年後には中国~イタリアまでのシルクロードを歩く旅も計画しており「小さい時から夢を持ったことがなく最近になって冒険家になることを決意し3年間勤めた建設会社を8月末で退職しました。この旅で冒険家への土台を作り絶対ゴールしたい」と話していた。