声問で秋サケ定置網漁初水揚げ

 31日、宗谷管内の秋サケ定置網漁のトップを切り、声問でサケの初水揚げがあった。
 日本海北部(稚内12宗谷2)の陸網は30日解禁されたが、初日はシケで声問1カ統だけが網入れした。
 アザラシの食害を防ぐため、一日3回、陸揚げをしている声問地区では31日、午前6時半と午後1時半の2回で260匹を初水揚げ。海岸に着くとサケを次々と陸揚げし計量作業が行われた。
 漁業者は「若干小ぶりだが、初日としてはまずまず。漁がピークになったらアザラシに食べられないよう朝から晩まで出漁する」と話していた。
 稚内漁協によると、31日は抜海地区でも3カ統の網入れがあり、「本格的な漁は台風が去ってからになるだろう」と木村専務理事は話していた。

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