時の話題 「球春近し」

 プロ野球のキャンプが始まり北海道日本ハムファイターズの動静をニュースで知ると共に球春が待ち遠しくてならない。
 球春といえばセンバツ大会が今春は十勝勢が史上初めて21世紀枠入れ2校選ばれた。あとは名寄地区だけであり稚内大谷高の甲子園初出場が順番シュミレートで予想され、そう遠くないことだと思っている。
 全国出場といえば大谷高サッカー部がフットサル大会で全道制したのは快挙であり健闘称えるばかりだ。外のサッカーも技術を必要とするが、狭い室内コートではそれ以上にテクニックが求められ、戦術も相俟って相当のレベルに至ったことを物語る全道制覇であった。
 想像するに野球部もサッカー部には負けてられないと猛練習しているだろう。相手もあるが〝流れ〟が来ており、そういう事では春の大会、甲子園予選は期待してもいいのではなかろうか。
 話を日ハムに戻し打線は近藤、中田を中心に西川、大田、そして巨人から移籍してきた外国人選手と程々の戦力があり心配していないが、問題は投手陣で有原だけでは覚束ないのは明々白々で、昨年ケガで棒に振った上沢の再起が待たれ金子らの実績通りの活躍が望まれよう。
 そして強化の一番は守備力だ。ソフトバンクは強力打線に目を奪われがちだが、守備の鉄壁さは日本一であり投手力、走力など守りの布陣が素晴らしい。
 日ハムには是非とも優勝して欲しいが、ここは先ず2位、3位のCS進出を狙い来年には優勝を。それには清宮の活躍が不可欠だ。

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