道北ビジネスコン本番前にプレゼン 「モシリパ」の武重さん
2月1日に旭川で開かれる新規創業者がアイデアを競う道北ビジネスプランコンテストの一次審査を通過した中央2のゲストハウス「モシリパ」オーナーの武重謙さんの妻美亜さんが24日、市正庁で最終審査を前にプレゼンの練習会を開いた。
このコンテストは新規創業、新分野進出を促進し道北地域の経済活性化を図るため平成27年から行われているもので、稚内市の新規創業者助成金の決定を受け、昨年7月から宿を営む武重さんはコンテストに「宗谷管内ならではの体験サービスを提供するゲストハウス」をテーマに出場した。
練習会に集まった関係者100人余りを前に、美亜さんが宿を開設してからの半年余りを振り返った上で、今後については「地域の食材であるシカ肉などを使った地域でしか食べられないメニューを提供できれば」と話し稚内に年間1万4000人が訪れ、10年後には倍の2万8000人が訪れるといわれる外国人観光客の対応について「私達の宿では全体の1割が外国人で、多くはアジア圏からの旅行者。日本人と同じように接することが大切で、食べ物など相手のニーズを理解しウェルカムの気持ちを持って接することが重要」と語っていた。