時の話題 「五月過ぎたのだが」

 何かとうるさい男だなとつくづく思う。昨日の事だが、小社と取引のある地方の業者から電話があり、新電力への加入を薦められた際、小欄で何度も書いている昨年9月6日のブラックアウトでの北電へのペナルティーとして他の新電力に切り換えたことを得々と説明した。
 「別の新電力と契約しているので」と一言で済むことをああでもない、こうでもないと説明しなくてもいいものなのに、ああだこうだと話してしまう。五月の蠅のようにうるさい男だと自分の事ながら思ってしまう。
 その前に寄った漁業の団体でも何やかにやと屁理屈を述べるのだから、ここまで来ると病気でなく癖である。病は薬効など治すことが出来るが、癖は直るものでない。貧乏揺すりもその類か。
 以前から何十度と書いているようスポーツのテレビ観戦が何よりも好きでプロ野球が終わったあとラグビーW杯を存分に楽しませてもらい、一昨日夜のボクシングバンタム級の世界一を決めるワールドボクシングスーパーシリーズ(WBSS)での井上尚弥とノニト・ドネアの一戦は生唾を飲み込むような手に汗握る拳闘だった。
 WBSSを制した井上は今後、拠点を海外に移すそうだが〝モンスター〟と異名される26歳の若者の飛躍が期待されてやまない。
 明10日から一年納めの大相撲九州場所が始まる。白鵬、鶴竜の両横綱は出場するようだし、先場所賜杯を手に御嶽海が連覇し大関に昇進するのか等々、好角自認者として関心が高まるばかりだ。
 スポーツは雑念取り払うのに格好だ。

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