「立冬」で冬本番へ

「市街地は銀世界」

雪合戦を楽しむ中央小児童

 8日、稚内市開運の気温が今季最低の氷点下1・1度まで下がり1㌢の積雪を観測。市街地では銀世界が広がり、小学校では児童たちがグラウンドで雪合戦などしていた。
 稚内地方気象台によると、7日午後2時過ぎ、開運で今冬初めて積雪を観測。厚い雲がかかった8日午前中は時折、降雪が強まったことで午前10時の積雪は1㌢になった。昨年より15日早く、平年より6日遅い。
 上空1500㍍には氷点下12度と12月上旬並みの寒気が入り、気象台の13観測地点のうち、9地点で今季の最低気温を更新した。
 中央小では、休み時間になると児童たちがグラウンドで雪合戦や雪だるまを作るなどしはしゃいでいた。
 寒さは9日まで続く見込みで、10日以降は平年並みの暖かさに戻る予報。

「公園道路は通行止め」
 強い寒気の影響で稚内地方では7日午後から断続的に雪が降り8日午前、積雪1㌢を観測した。
 立冬の8日午前、開運は氷点下1・1度まで下がり、気象台の観測地の芝生は雪で覆われ=写真=午前10時過ぎ、1㌢の積雪を観測した。
 時折、吹雪模様になったことからライトを点灯させ走る車があり、積雪により稚内公園=写真=と宗谷岬公園の道路は8日から来年春まで冬季通行止めとなった。
 9日まで断続的に雪が降り、気温は0度前後まで下がる見込みで路面凍結などに注意が必要だ。

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