自転車観光推進 観光活性化促進協のサイクルラック好評
わっかない観光活性化促進協議会がサイクルツーリズム(自転車観光)の受け入れ整備として、今年新たに設置したサイクルラックが利用者からの評判が上々だ。
団体から個人客へ旅行形態が変わり、JRや飛行機などに持ち運びができる軽量タイプの自転車「ロードバイク」などで旅をする旅行者が急増していることを受け、同協議会では今季新たに宗谷岬、副港市場に各2基、こうほねの家、温泉童夢、ノシャップ水族館前に各1基の計7基のサイクルラックを設置した。
昨年まで市内には宗谷シーニックバイウェイが道の駅わっかないに設置した1カ所のサイクルラックしかなかったが、新たに置かれたラックには夏休みが始まった7月から多くのサイクル愛好者らが利用。副港市場を利用していた道外の人は「ロードバイクはスタンドが無く横に倒すと車体が傷つく恐れがある。ラックがあると立ち寄りやすく、数が増えてくれると便利ですね」と話していた。
ロードバイクを持ち札幌~稚内までを自転車で旅をしたことがある稚内観光協会の戸村プロジェクトマネジャーは「ロードバイクは分解することでJRや飛行機に持ち込むことが出来る。持ち運ぶことで自由に観光スポットに走ることができるので2次交通の手段として利用する愛好者が増えている」としている。