時の話題 「年取っても」
横浜でアラフォーアイドル「Project」をプロデュースする佐藤政志さんから「どこまでも高く飛べるさ そこに夢があるから」とタイトルされたCDを戴いた。稚内に里帰りした17日、小社を訪れ、過日掲載されたプロジェクト記事へのお礼だとして贈られたもので早速聴いてみるとアップテンポで軽快なもので、1曲目の「情熱☆ドリーム」の『年なんて関係ないよいつだって輝けるのさそばに仲間がいるから』との詩は正に40代の女性の思いが綴られており、他のアイドルに比べ筆者に年が近いこともあるが親近感を覚えた。
戦国時代の人生の50年から今は80代まで寿命が延びている中、40代はオバさんというレッテルを剥がし飛翔するような躍動感には我々60代も未だ々々と尻を叩かれる思いさえした。人生は挑戦なのである。
40代だからと変にオバさんのように振舞うのでなく一度だけの人生を大いに謳歌しようとする意気込みは称えるべきものであり応援していきたいものだ。
人の一生が昔と比べ格段に長くなる中、これまで日本人が持ってきた年齢での諦念主義は改めなくてはならない。40どころか50、60代になってもやり直せるという諦めの悪さが大事になろう。シルバーといって馬鹿にするなという気概というのか夢が必要だ。
しかし、その一発逆転にはそれまでに何らかの努力をしておかなければならない。真面目な姿勢に神も天運を授けてくれるのだろうから努力を怠らないことだ。
説教臭くなった。お許し願いたい。