風っこそうや運行前にし試乗会 観光列車に関係者80人乗車
JR北海道が宗谷線で運行する観光列車「風っこ そうや号」で23日、観光やマスコミ関係者80人を招いた試乗会が行われた。
利用客拡大に向けてJR東日本が所有する「びゅうコースター風っこ」(2両)を借り受け、JR北の「北海道の恵」シリーズ2両を連結させた4両編成の「風っこ そうや」は、稚内~音威子府間を27日、28日、8月3日4日、10日、11日、12日の7日間運行する。
23日の試乗会では午前8時前に稚内駅を発ち、正午過ぎに音威子府駅まで到着するまでの間、木製ボックスシートやテーブルなどレトロ風の車内が公開され、各駅で沿線自治体が運行中に実施するご当地キャラクターの出迎えなどリハーサルが行われた。
試乗会で午後1時過ぎに音威子府駅を発った下り便は午後5時前に稚内駅に到着する。
初便となる27日の出発式では稚内海峡太鼓保存会による演奏、ゆるキャラでの見送り・出迎え、稚内市民観光ボランティアガイドが車内で観光案内などをし全国から来た乗客をおもてなしする。