市、道、国のパイプ役担う 5期当選を果たした吉田氏
29日午後5時まで他の立候補届出がなく、無投票で吉田正人氏の道議5期目の当選が決まった。
当選報告会で支援者らを前に富田伸司選対本部長は「無投票ではあったが、これまでの吉田氏の活動、皆様の支援の賜だと思っております。5期目ともなれば道議会議長のポストを目指せる立場となり、吉田氏はその資格も素質もあると思っております。これからも稚内のために働いてほしい」と述べたあと、吉田氏らがダルマ開眼の目入れをした。
吉田氏は稚内の経済は一次産業、観光を大切に、防災・減災の対策をしっかりやらなければならないとし、急務なJR問題について「鉄路の維持・存続に向けてどのようにするべきか真剣に議論していく必要がある」と述べ「市民の意見を聞き市と道、そして道と国のパイプ役として地域に根ざした議員活動をしていきます」と力強く語った。