11月の稚内署管内の車と歩行者の事故など シカとの衝突が最多の44件

 稚内署は11月の同署管内(稚内、猿払、利礼3町)の交通事故発生状況をまとめた。
 人身事故は、道道緑地区で40代男性が運転する軽自動車が、横断歩道を渡る80代女性と接触し、左後頭部打撲で全治5日間のケガ、港地区の市道で70代男性が運転するタクシーがバックした際、20代女性と接触し、右足関節捻挫で全治1週間のケガなど3件(昨年同期0)、傷者3人(同)。物損は94件(稚内68、猿払21、利尻1件、利尻富士2、礼文2)。
 シカとの事故は今年最多の44件(稚内31、猿払13)発生した。
 高木交通課長は「全道的に車対歩行者の交通事故が目立っている。稚内で発生した2件とも夜間の事故であり、横断歩道などの安全確認徹底とスピードダウンを心掛けて欲しい」などと話していた。