薩摩酒造に原料イモ発送 勇知いも研究会 再来年販売用として

 勇知いもを原料にした焼酎「じゃがいも焼酎 勇知」製造のため声問の自然冷熱利用貯蔵庫で焼酎に使うイモの箱詰め作業などが行われ、荷造りを終えて5日に鹿児島県枕崎市の酒造メーカー薩摩酒造に発送された。
 わっかない勇知いも研究会が稚内ブランドに認定されている勇知いもの商品価値を高める取り組みとして、2023年秋に初めて販売し好評を得ている勇知いも焼酎は、稚内市内のスーパーや飲食店などで取り扱っている。
 今秋収穫し山本建設が管理する自然利用貯蔵庫で保管していた500㌔分の勇知いもの箱詰め作業が行われ、週明け8日までには枕崎市の薩摩酒造に焼酎の原料として届く予定となっている。
 焼酎が出来るまで1年以上費やすため今回送った勇知いもは再来年春用の販売分となり昨年春に送ったイモで作った焼酎は来年春に販売される。研究会の菊池会長代行(山本建設会長)は「製造は酒造会社にお任せしているが、美味しい焼酎ができるのを楽しみにしています。市民や観光客の皆さんに飲んで頂きたい」と話していた。