校舎完成祝い記念式 稚中 6日、200人出席し開催

稚中の新校舎落成記念式典は6日午前11時から屋体で200人余りの全校生徒、関係者、地域住民らが出席し開かれる。
新校舎は2027年度に稚内初めての小中一貫校の義務教育学校への移行を目指し、中央小に隣接する形で令和5年に着工し、今年9月末に完成。引っ越し作業を経て11月25日には供用が開始され、生徒95人が新校舎での学校生活をスタートさせている。
鉄筋コンクリート作りで延べ床面積4354平方㍍の3階建ての校舎は、1階に音楽室、技術室など、2階は生徒たちの教室や中央小と繋がるスカイウォーク、3階には生徒会室や災害時に避難場所にもなる多目的ホールなど設けられている。
記念式典では、工藤市長、佐伯教育長らの挨拶、全校生徒による合唱、小柳海稀生徒会長、森河校長の謝辞など行われ、終了後の正午~午後4時まで校舎見学会として一般開放される。
記念式典を前に、森河校長は「当日は施工者、設計者はもちろんご協力をいただいた稚内市全ての皆様に感謝とお礼を学校として伝えたいです。改めて稚内中学校の未来への始まりの日としたい」と話していた。


