平和願う絵描いた灯籠展 あすまで図書館で展示

 市立図書館で16日まで平和を願って絵を描いた灯籠が展示され、世界の恒久平和を願っている。
 この灯籠は、昭和58年9月1日に発生した大韓航空機撃墜事件での犠牲者の慰霊と世界の恒久平和を願い、毎年事件があった日に北防波堤ドームで平和祈念の灯を開催している実行委員会が東地区活動拠点センターで週2回開催のお絵描き教室「クローバーキッズ」で絵を習っている子ども達の協力を受けて制作したもので、平和を願い描いた「鳩」や白鳥で形どった「ハートマーク」などの絵30枚を貼った灯籠が館内の廊下などに展示されている。
 点灯してないが、平和を承知するオリーブの葉などの絵に、来館した50代男性は「子ども達の平和に対する思いが伝わってきます」と話していた。