きのうハクチョウ飛来 大沼 昨年より一日早く23羽

 声問の大沼に、冬の使者ハクチョウが飛来した。シベリアなどからの長い旅の疲れを癒すように羽根を休めている。
 昨年より一日早い6日に飛来した。午前9時前、大沼バードハウスのスタッフが出勤した時、水門とバードハウスの中間地点の水辺で先発隊の23羽が確認された。気温が下がってきており、そろそろハクチョウが来るのではと思っていたというスタッフは「鳥など動物はしっかり季節が分かっているんですね」と話していた。
 バードハウスには野鳥好きの旅行者が立ち寄り和歌山から訪れたという男性は「ハクチョウの初飛来がちょうど見られてラッキーでした」と喜んでいた。
 飛来して間もなく警戒心が強い先発隊は人が近付くと岸から離れたり、飛んで対岸に移動したりして羽根を休めており、ハクチョウのほかにキンクロハジロなど渡り鳥が徐々に飛来している。