西岡局長 オデッセイ視察 パパイヤなど育てるビニールハウスも見学

西岡宗谷総合振興局長らが1日夕方、稚内衛生公社が運営する汚泥乾燥燃料化施設オデッセイを視察した。
西岡局長らは幌延の西天北サーマルリサイクルファクトリー、こうほねの家の木道など見学した。
オデッセイでは、衛生公社の根本常務から稚内市で一年間に排出される汚泥3400㌧のうち、半分の1700㌧を受け入れし、ペレット(粒状の燃料)を製造する工程や出来たペレットを再び汚泥の乾燥に使う循環型の施設であることなどとの説明を聞いた。
オデッセイの廃熱を活用したビニールハウスの見学も行われ、マンゴー、パパイヤ、パイナップルなどの果物のほか、ハイビスカスなど南国の花を育てていることに西岡局長は驚いていた。
西岡局長は「焼却して廃棄していたものをペレットにするなど、新たな価値を生み出している。様々な可能性があることを感じており、民間で活用するヒントにもなることを大いに期待しております」などと感想を述べていた。


