昨夜、飲酒検問設置 稚内署 オレンジ通りで実施

 稚内署は26日夜、オレンジ通りで飲酒検問を実施。ドライバーに飲酒運転しないよう呼び掛けた。
 秋の交通安全運動の活動の一環として、未だなくならない飲酒運転の根絶に向け行われた。
 午後7時頃、警察官4人がオレンジ通りから南稚内駅側の市道に抜ける車両を停車させドライバーにアルコール検知器を使ってチェックし、飲酒運転を絶対にしないよう呼び掛けていた。
 高木交通課長によると、道内では飲酒運転による交通事故が昨年95件発生、検挙は770件にのぼり、ここ数年は右肩上がりの状況にある。稚内署管内では今年、逮捕1件、検挙5件あるとし「飲酒運転根絶の条例など定められているが、過去の小樽や砂川の事故から10年以上経ち風化してきている感じが否めない。今一度、重大事故に繋がりかねない飲酒運転は止めなければならない」と強い口調で話していた。