五輪出場賭け3チーム激突 カーリング ミックスダブルス戦

 ミラノ・コルティナ冬季五輪の最終予選出場を賭けたミックスダブルス(MD)カーリングの日本代表決定戦が25日からみどりスポーツパークで開幕し、熱戦が繰り広げられている。
 冬季五輪に向け12月にカナダである世界最終予選への日本代表決定戦には、第18回日本選手権優勝の松村千秋・谷田康真組、第17回日本選手権優勝のSC軽井沢クラブの上野美優・山口剛組、ワールドカーリングツアーランキングで日本最上位の小穴桃里・青木豪組の3チームが出場。総当たりの予選を2試合ずつ行い、上位2チームが予選を含めた5試合で先に3勝したチームが勝者となる。
 24日午後、記者会見が開かれ、3チームが試合に向けての抱負を語り、SC軽井沢の上野美優選手は「先々週の4人制代表決定戦にも稚内に来ていた。自分のやるべき事をしっかりやり、4人制での戦いを活かして突破したい」、松村・谷田組の松村千秋選手は「大会を楽しみ見てくださる皆さんに感動を届けられるような大会にしたい。その先にオリンピックが待っていると思うので全力で戦いたい」、小穴・青木組の小穴桃里選手は「初めての代表決定戦で光栄に思う。沢山、準備し辛い事もやってきたので、あとは準備してきたことを大会で発揮するだけです」などと意気込みを語った。
 25日午前中の第1試合で松村・谷田とSC軽井沢クラブが対戦。午後は2試合あった。大会は28日まで行われる。
 試合はNHK・BSテレビで中継され、専用のユーチューブでのライブ配信もある。
 市立図書館では26日〜28日まで試合時間に合わせてパブリックビューイングも行われる。