穴井氏迎え講習会 柔道連盟 創立70周年記念事業

 稚内地方柔道連盟は創立70周年記念事業として20、21の両日、みどりスポーツパークで柔道講習会を開く。
 稚内市スポーツ協会普及事業としても開催する柔道講習会の講師として、全日本選抜体重別選手権100㌔級で4連覇、全日本選手権(無差別)で2回優勝、世界選手権100㌔級で金メダルを獲得し、ロンドン五輪出場経験を持つ天理大学柔道部監督の穴井隆将氏(41)を招く。
 20日は午後4時から市内の柔道少年団員、一般柔道愛好者が対象21日は宗谷管内の柔道少年団、一般愛好者を対象に開く。立技中心の指導となり、穴井氏の得意技の内股や大外刈りなどを紹介する。
 大分市出身の穴井氏は5歳から柔道を始め学生時代にはインターハイ優勝など数々のタイトルを獲得。その後は層の厚い100㌔級で世界選手権の座を勝ち取り、2010年の世界選手権で優勝を果たした。柔道部監督として、22年全日本大学生体重別団体大会で天理大学を29年ぶりに日本一に導いた。