16日から肥満症外来開設 市立稚内病院 完全予約制で自費診療

 市立稚内病院は新たな診療科として「肥満症外来」を16日から開設する。
 肥満症は糖尿病や高血圧など生活習慣病を引き起こす恐れがあり更に心筋梗塞や脳梗塞などの病気に繋がる可能性がある。同院では早期の診断と治療が重要とし、肥満症治療薬のセマグルチド製剤(ウゴービ)の処方が可能となり、専門的かつ包括的な治療提供体制が整ったことから肥満症外来を開設する。
 対象はBMI(ボディ・マス・インデックス)が35以上の人か、BMIが27以上で肥満に関し高血圧、痛風、高尿酸血症など健康障害が2つ以上ある人となる。
 診療は毎週月曜日〜木曜日の午後に行い完全予約制で内科外来で対応する。肥満症外来は公的な医療保険制度が適用されない「自費診療」となる。詳細は市立病院のホームページで確認するとよい。
 WEB予約のみとなり、QRコードからアクセスするとよい。