平和マラソン あす号砲 フル954人など1480人出場

 第8回日本最北端わっかない平和マラソン大会2025は7日午前9時から行われる。フルマラソンは宗谷岬ショート(8・5・2㌔)の部は水夢館前をスタートする。
 フルマラソンは954人(昨年参加者785人)がエントリーし宗谷岬の最北端の地の碑の前をスタートし、国道238号を市街地に向かって走り、ゴールの北防波堤ドームを目指す。
 ショートの部は地元の小中生や一般、マラソン愛好者ら526人が出場する。午前10時から水夢館前を各部門ごとに分けてスタートし、ノシャップ方面に向かって途中で折り返し、ドーム前がゴールとなる。
 招待選手として、川内優輝選手、兼重志帆選手ら4人加え、ゲストランナーとしてランニングアドバイザーの三津家貴也さんが参加。地域別では、稚内含め北海道が最多の885人、次いで東京146人、神奈川78人、埼玉38人など。香港など海外からも45人が出場する。
 フルマラソンは制限時間が6時間30分と30分延長されたことで、参加人数が大幅に増えた。
 昨年は26キロ地点で足が痙攣してリタイアし「今年こそは」と完走のリベンジを誓う北友ストアーの吉川勝社長(71)は、これまで石垣、札幌大会など5回のフルマラソンを完走し「稚内の大会を完走することを目標に頑張ってきた。制限時間が30分伸びたこともあり、絶対、完走したい」と話していた。
 会場となる北防波堤ドーム公園では午前9時~午後4時までテントとキッチンカー合わせて15店の飲食・物産販売コーナーが設けられる。
 大会当日は道路の交通規制を行う。選手が通過する時間帯の道路に看板を設置し周知する。