使用済みノートをリサイクル 南小6年生 300冊以上も集まる

南小6年生がSDGs(持続可能な開発目標)学習の一環として使用済みノートを回収する取り組みを行っている。
6年生61人は、1学期からSDGsについて学んでおり、その中の環境保全活動の一環として、大手文房具製造・販売企業コクヨが取り組むノートのリサイクルを通じて学ぶ体験型環境学習「つなげるーぱ」に参加している。
6年生は、7月15日から役割分担し校内の廊下や図書室など13か所に段ボールで手作りしたノート回収ボックスを設置し、「地球温暖化が進んでおり、リサイクルすることで物を長く使う必要があります」などと書かれた張り紙でノートを募っている。これまでに300冊以上が集まった。
取り組みをしている尾森朔斗君と工藤晟太君はSDGsでの学びについて「地球は大きな問題を抱えていて、先延ばしにするべきではないと思いました」と話し、使用済みノートの回収には「森林を伐採してノートを作るより、リサイクルの方が環境に優しい。協力をお願いします」と呼び掛けていた。
南小以外に市立図書館、南中、港小、中央小、潮見が丘小にも回収箱が置かれている。9月12日まで。(寺本享平)


