サケ釣りで看板設置 稚内市など ごみ、不法駐車など啓発

声問漁港での啓発看板取付作業
秋サケ釣りで毎年多くの人が集まる市内8カ所の漁港で28、29の両日、稚内市など港関係者がルールを守って釣りをするよう啓発する看板を取り付けた。
9月に入ると稚内港でもサケが釣れるようになり、早朝や夕方にかけ東浦や宗谷などの港には毎年、多くの釣り人が集まってくるがサケ釣りが本格化すると一部の港で水揚げの運送に使うトラックが迂回できないなど迷惑駐車があり、漁協や漁師から苦情が寄せられる。
釣り人の弁当容器やペットボトルなどのごみの不法投棄などの苦情もあり、稚内市や宗谷総合振興局、宗谷漁協の関係者が28日、東浦、宗谷、富磯の3漁港、29日午後からは稚内漁協などの関係者11人が声問漁港を皮切りに、恵比須の北船溜りノシャップの恵山泊、西稚内、抜海の順で5港を回り「漁業活動の妨げになる場所での駐車、釣りは控えるよう」などと書かれた黄色の看板を設置した。
市(水産商工課)担当者は「釣り人が多くるなる時期には啓発ビラを配り、釣り人の皆さんにルールを守って釣りをするよう呼びかけたい」としている。


