【なまらいいんでない会】 涼しい稚内の風に感激 宗谷岬、白い道など見学

最北端の地の碑で記念撮影する「なまらいいんでない会」の会員

 稚内など北海道好きで道内に縁がある首都圏などの会員で構成する北海道応援団体「なまらいいんでない会」の一行が29日午後、宗谷岬や宗谷丘陵の白い道など稚内観光を満喫した。
 2016年2月に設立され10年目を迎えた会は、道内出身者や北海道と縁がある人など北海道好き約800人が登録する。今回は代表理事を務める眞柄秀明さん(元東京商工リサーチ社長・せたな町出身)と親交がある東京稚内会前会長の小坂輝雄さんらの縁により稚内で初めて定例会が開かれることになり、眞柄代表理事はじめIT関係、ドローン会社などを経営する会員22人が来市した。
 空路稚内入りした一行は、バスで宗谷岬に移動し最北端の地の碑前で記念撮影した。岬からサハリンの島影が見えたことに感激していた眞柄さん(71)は「天候に恵まれて良かった。稚内の風はお金を出してもいいくらい気持ちいいです」などと話し、今回は東京稚内会ではなく「なまらいいんでない会」会員として参加した小坂さん(78)は「皆さんに稚内の良さを知って頂き良かった。皆さん稚内の風は涼しく、気持ちが良いと言っておられました」などと本紙の取材に応えた。
 一行はその後、白い道や樺太記念館を見学し、夜にはサフィールホテル稚内で工藤市長らも参加し定例会が開かれた。